私は入社時研修を経て社内の様々な部署を経験した後に生産管理部に配属されました。生産管理部の仕事は大きく2種類あります。まず1つ目は製品(装置)の組立に必要な様々な部品の手配。具体的にはモーターなどの見積依頼や発注業務を担当しています。
そして、2つ目はお客様に納品するための生産スケジュールの管理業務を行なっています。コストと納期の両方を意識しながら管理を行う必要があるので、上司への報告や相談、設計担当者や営業担当者などとコミュニケーションをしっかり取りながら仕事を進めていくことが重要です。
仕事をする上で難しさを感じるのは工程管理です。製品の完成予定が1年先というケースも多く、不確定な要素が多い中で細かく確認を行い、部品の欠品や組立作業に遅れが出ないよう注意しながら進めていきます。
日々の業務では外注先から調達した商品の受領なども生産管理部が担当しており、一日中パソコンに向き合っているばかりでなく、仕入先との交渉や電話対応などを含め色々な話をしていることも多いです。

当社はBtoB向けの製品ということもあり、最初は自分が調達に関わった部品がどこでどう使われているのか全くイメージが湧きませんでした。しかし経験を重ねる中で徐々に「あの製品(装置)にあの時の部品が使われているのか」ということが理解できるようになりました。入社して間もない頃ですが、組立前の細かい部品の図面しか見ておらず、イメージが全く湧かなかったものが、スケールの大きな製品(装置)として完成し、工場で実物を見た時にはとても驚きました。現在担当している業務は、仕入品の調達がメインですが、図面をより深く理解できるようになり、材料の手配もできるようになることが当面の目標です。また、生産管理部が中心となり「工程の見える化」を進めており、最近は他部署の業務についても深く知ることが重要だと感じています。実務を進める上では他部署の方であってもフランクにコミュニケーションが取れて、疑問点や質問に対しても親切に答えてくれるので仕事が進めやすく、風通しのいい職場だと思っています。